熊本県立大学

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新! 2017 総合管理学部 START! 「総合管理力」のための新しい学び
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校舎の風景
総合管理力ってなに?

総合管理とは、多様な知を総合し、社会的諸課題を創造的に解決することです。複雑化する社会の中で、課題解決力のある人材の育成はますます重要になっています。

「知」と「実践」を通じて新しい価値を創造する「総合管理力」

これからの時代を生き抜くために必要な力を4年間で徹底習得

これまで総合管理学部では、公共・福祉、ビジネス、情報といった様々な分野の諸課題に向き合い、それを解決し地域社会ひいては国際社会に貢献できる人材の育成を行ってきました。

さらに時代に合う人材育成を強化すべく、総合管理学部は2017年度より学び方(カリキュラム)を刷新します。

VOICE

先輩からのメッセージ ※仕事・職種は2016年3月現在

宮﨑俊輔
宮﨑 俊輔熊本県庁 2015年卒業

「公共・福祉」分野の卒業生
高岡直美
高岡 直美旅行業 2011年卒業

「ビジネス」分野の卒業生
深水拓郎
深水 拓郎情報システム 2010年卒業

「情報」分野の卒業生
「公共・福祉」分野の卒業生※仕事・職種は2016年3月現在
宮﨑俊輔

宮﨑 俊輔

2015年卒業

現在の仕事・就職

熊本県庁消防防災課で防災関連の許認可事務を担当。

大学時代に学んだこと

公務員を目標にしていましたので、行政や法律関連、地方自治などを主に学びました。地域コミュニティの活性化などもフィールドワークとして取り組みました。

下川友美

下川 友美

2006年卒業

現在の仕事・就職

熊本県立東稜高校で普通教科「情報」の教諭。パソコン技術や情報モラルなどを教える。

大学時代に学んだこと

教員免許を取るために総合管理学部を選びましたので免許取得のための専門科目を中心に行政、経営、商業、マーケティング、カウンセリングなどを学びました。

小山泰輝

小山 泰輝

2010年卒業

現在の仕事・就職

熊本市役所で太陽光発電普及やレジ袋削減など環境保全を担当。

大学時代に学んだこと

マレーシアやシンガポールなどでの実際のフィールドワークを通して、東南アジアでの文化・経済・政治などを学んだことが、今の仕事に役立っています。

メッセージ動画「公共・福祉」分野の卒業生から
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「ビジネス」分野の卒業生※仕事・職種は2016年3月現在
宮本峻介

宮本 峻介

2004年卒業

現在の仕事・就職

マーケティングコンサル業務を行う「株式会社アールコネクト」を起業し、代表取締役社長。

大学時代に学んだこと

大学で多くの友人と出会い、一緒にサークルやバイトをした経験が、いま仕事をする上で大きな財産となり、社長をする上で役に立っています。

小西貴博

小西 貴博

2007年卒業

現在の仕事・就職

肥後銀行 内牧支店勤務。

大学時代に学んだこと

人と出会うこと、いろんなことにチャレンジする事を大学時代に学びました。そしてそれがいろんな企業を回って、いろんな人と出会える今の仕事に活きています。

林麻貴

林 麻貴

2014年卒業

現在の仕事・就職

地元熊本での人材育成を目指す「社団法人フミダス」で、中小企業向けインターンシップを担当。

大学時代に学んだこと

総合管理学部において講義で学んだスキルや知識を、実際のいろいろなフィールドワークを通して実践し、活かせる場を持てたことで自分の本当の価値にすることができました。

メッセージ動画「ビジネス」分野の卒業生から
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「情報」分野の卒業生※仕事・職種は2016年3月現在
藺牟田安奈

藺牟田 安奈

2013年卒業

現在の仕事・就職

月刊「くまもと経済」を発行する出版社である地域情報センターで取材・撮影・編集を担当。

大学時代に学んだこと

交換留学生制度を利用して1年間韓国に留学。その海外での経験で、企業TOPや政治家の方とも臆せず話せる胆力を身に付けることができました。

吉野透

吉野 透

2007年卒業

現在の仕事・就職

熊本日日新聞社、東京支社で広告営業を担当。

大学時代に学んだこと

大学時代に学んだ消費者行動やマーケティング。講義の資料をまだ保存していて、顧客提案用の新聞広告企画を考える時などに利用させていただいています。

深水拓郎

深水 拓郎

2010年卒業

現在の仕事・就職

IT企業である「ネオス株式会社」でスマートフォンアプリのシステム開発を担当。

大学時代に学んだこと

自分が全然興味がないことも最初はいやいやでも見ていくと、自分がやっていることと本質的なところで繋がりが見えてきて新たな領域を知ることができました。そんな楽しみを総合管理学部で知ることができました。

メッセージ動画「情報」分野の卒業生から
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新!総合管理学部3つの特徴

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これからの時代に必要不可欠な「総合管理」、1年次から理論と実践の両輪を学ぶ

「総合管理」とは何なのか?まずはその基礎をしっかりと学び、理解することが大切です。その土台の上に課題解決に必要な幅広い知識を習得し、実践的な演習を繰り返すことで、「総合管理力」を発揮する人材を育成することが可能となると考えます。理論と実践、その両軸を本学では1年次から一貫して学ぶことができます。

1年次から「基礎総合管理」を設置、その体系を理解し学ぶ

公共・福祉、ビジネス、情報などのさまざまな分野で、どのようにして多様な人・もの・考え方を総合し、新しい価値を生み出していくのか、「総合管理」の基本となる体系を1年次からしっかりと学びます。そのために1年から2年にかけて「基礎総合管理学Ⅰ」「基礎総合管理学Ⅱ」「基礎総合管理実践」の科目を配置。

土台となる基礎の部分をしっかりと学ぶことにより、その後の学習や演習に広く深く取り組むことを可能にします。

課題解決に必要なさまざまな知識習得のための必修・選択科目群

「総合管理」を学び課題解決力を高めていくうえで重要な要素のひとつが、幅広い多様な知識と異なる視点です。現代社会の抱える課題は複雑化し、さまざまな問題がからみ合っており、ひとつの知識だけでなく、多様な知識がなければ解決できない課題が増えてきています。そのために、様々な必修・選択科目を用意しています。公共・福祉、ビジネス、情報分野で多岐にわたる科目を設置し、グローバル、地域という視点からの科目も充実させています。

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1年次から卒業まで一貫して、PBLなど少人数でのアクティブラーニングで実践力強化

教員からの一方的な講義で「知識」を得ることだけでなく、学生たちが主体的に参加、トライ&エラーを繰り返しながら、仲間と一緒に深く考えながら課題を解決する力を養っていくアクティブラーニング形式の演習で実践力を磨きます。PBL(Project-Based Learning:プロジェクト型演習)など、少人数での議論やグループワークでの学習に、全学生が1年次から取り組みます。

全学生が1年次から演習形式のアクティブラーニング

1年次前期は少人数での「プレゼミナール」で、大学での学び方、レポート・論文の書き方、プレゼンテーションの方法などを学びます。ゼミナールとは教授者の指導のもとに、学生が自主的に研究、発表、討論を行う形式の授業です。

1年次後期は「基礎総合管理学演習」で、ロジカルシンキング(※1)、PDCAサイクル(※2)、グループワーク、コミュニケーションスキルなどの実践力を身につけるため、基本的なメソッド(方法)やフレーム(型)を学びます。

※1)ロジカルシンキングとは 論理的思考。物事を筋立てて、論理的に考えること。

※2)PDCAサイクルとは 計画(plan)、実行(do)、評価(check)、改善(act)のプロセスを順に実施する。事業活動における生産管理や販売管理などの管理業務を円滑に進める手法のひとつ。

2年次にはリーダー育成プログラム(選抜)を新規開講

2年次前期には、より高度な実践メソッドを学ぶ「基礎総合管理実践」「基礎総合管理実践演習」を選抜方式で開講。参加者の意見を上手に引き出し合意に向けて論点を整理するファシリテーションや、問いを続けることで参加者自身が自発的に目的を創り出し、「主体的な実行を促す創意形成の場」を作るフューチャーセッションなどの技法を身につけます。

また、2年次後期からは全学生が専門ゼミに所属し、さまざまな分野・領域で課題にチャレンジし、4年次では卒業論文に取り組みます。

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多様な知と実践力で公共・福祉、ビジネス、情報など360度さまざまな分野での「総合管理力」を身につけられる

マネジメントやリーダーシップを学べる大学は他にもたくさんあるでしょう。しかしそれだけでは、ますます複雑化する 世の中の課題解決には不十分です。多様な知と実践力を伴った「総合管理力」を有した人材が切実に求められるのです。

さまざまな分野、領域で「総合管理力」を応用、展開

公共・福祉、ビジネス、情報のさまざまな分野、そしてグローバルから地域にいたるあらゆる領域で、多様な知識と異なる視点を習得します。そして、全学生がそれぞれのフィールドを選び専門ゼミに所属し、「総合管理力」を生かして課題に取り組み、新しい価値の創造にチャレンジします。

いろいろなことを学び、「総合管理力」で未来へ飛躍

大学進学時に「まだやりたいことがよくわからない、時間をかけて決めていきたい。」と考える人も少なくないと思います。本学では、将来どんな分野に進んでも必ず役に立つ「総合管理力」を習得できます。

また、総合管理学部での知と実践の体験を通じて共に切磋琢磨した仲間は、さまざまなフィールドで活躍する多様な人的ネットワークとして、将来の大きな財産となることでしょう。

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CURRICULM

カリキュラム

カリキュラム
総合管理を学ぶ
1年次
2年次
3-4年次
QandA

新しい大学生活! 将来のこと、就職のこと、大学生活のこと、学びのこと、いろいろと不安もあると思います。そんな皆さんから毎年寄せられるよくある質問にお答えします!

Question 01 将来何をしたいのか漠然としています。まだ、専門や学部を決めきれません。大学で何を学べばよいでしょうか?

Answer将来どんな仕事に就きたいのか、はっきりと決めている人はよいのですが、まだ自分の能力や可能性を見極められない中、大学入学前に「就きたい仕事」を決めて学部などを選ぶことは簡単ではありません。総合管理学部では、総合管理力をベースに360度さまざまな分野の知識や実践力を身につけることができます。大学でいろんなことを学び、様々な経験をして、どんな仕事や業界・領域を選んだとしても、これらの力は必ず役に立ちます。OB・OGの就職先実績からもいろんな業界へ就職できることがわかっていただけると思います。

Question 02 総合管理学部の演習とは、どのような内容なのでしょうか?

Answer1年次のプレゼミナール、基礎総合管理学演習から専門演習、卒業論文と10名程度の学生によるゼミ形式の授業が一貫して4年まで続きます。最初は学生生活の過ごし方やレポートの書き方、プレゼンのやり方など基本的な生活や勉強の仕方に始まり、徐々にPDCAサイクルやロジカルシンキングなどメソッドを学び、6ページで紹介していますPBLなどアクティブラーニングを主体とした実践力を養う演習となっていきます。

Question 03 卒業生の就職先はどんなところがあるのでしょうか?

Answer国家公務員、地方公務員はもとより、民間では銀行、生保、損保、病院、旅行会社、航空会社、テレビ局、不動産、学校、メーカ、サービス、流通と本学の卒業生の就職先はまさに360度、多岐にわたってます。キャリアセンターでは、公務員試験対策講座をはじめ様々なキャリアアップ対策を始め、情報提供や就職アドバイザーによるきめ細やかな相談・指導・支援を行っています。

Question 04 地元で就職したいのですが?

Answer卒業生の半数以上は地元熊本で就職します。また九州全体を合わせると約7割になります。地元での就職に強い大学と言えるでしょう。在学中もフィールドワークなどで地元企業や地元自治体と共同でプロジェクトを行うことも多く、人脈形成や実際の仕事の内容を知る上でも地元の就職には適した大学です。

Question 05 どんな人が総合管理学部には向いているのでしょうか?

Answer総合管理学部では、ニュースや読書等を通しての広い意味での社会科の知識と、現代社会の動きを正しく読み解くことのできる思考力、そして論理的に表現する力(国語、英語など)を高校時代に身に付けている人。また、(1)行政の役割や機能などを学ぶだけでなく、企業経営の視点を備え、政府・自治体で活躍することを目指す人。(2)企業組織の運営や管理、意思決定のあり方などを学ぶだけでなく、公共性やリーガル・マインドを備えた企業人として活躍することを目指す人。(3)情報通信技術(ICT)および情報管理のあり方などを学び、公共機関や民間企業の情報部門などで活躍することを目指す人。(4)地域活性化の方策や福祉サービスなどを学ぶだけでなく、地域社会や福祉の分野で実践的に活躍することを目指す人。このような将来の進路を考えている人を求めています。

Question 06 総合管理学部の入試について教えて下さい。

Answer熊本県立大学総合管理学部の入試は、「一般入試」に加え、志望動機や自己PR、卒業後の夢などで自分を推薦する「自己推薦型入試」、熊本県内の学校長による推薦の「特別選抜推薦入試」、社会人・帰国子女・私費外国人留学生向けの「特別選抜」の大きく4つがあります。詳しくは熊本県立大学学部入学試験情報のWEBページをご覧ください。

Question 07 公務員になりたいと思うのですが?

Answer本学は総合管理(アドミニストレーション)を学べることから、多くの公務員志向の学生が受験します。公務員を志す上で「総合管理」を学ぶことはまさに王道であり、結果、多数の国家公務員、地方公務員をはじめとする行政関係で働くOB・OGを輩出しています。多くの学生が入学以降、努力を積み重ね、公務員となっていきます。また、公務員試験対策講座などその努力をサポートする制度も充実しています。

Question 08 国際力・語学力は身につきますか?

Answer熊本はアジアからのインバウンド観光客の玄関口。グローバル人材育成には特に力を入れています。英語科目や外国語科目の開講はもとより、英語学習ソフト導入による自主学習体制や習熟度別英語教育の実施等を含めた外国語教育を展開しており、「国際システム論」「アジア地域論」などのグローバル科目でより深い国際的な知識と実践力を習得することができます。また協定校への交換留学・短期語学研修など、国際力・語学力強化のためのプログラムとともに、留学に関する奨学金・助成金や海外留学対策講座も用意しています。