これまで総合管理学部では、公共・福祉、ビジネス、情報といった様々な分野の諸課題に向き合い、それを解決し地域社会ひいては国際社会に貢献できる人材の育成を行ってきました。
さらに時代に合う人材育成を強化すべく、総合管理学部は2017年度より学び方(カリキュラム)を刷新します。
「公共・福祉」分野の卒業生
「ビジネス」分野の卒業生
「情報」分野の卒業生
将来どんな仕事に就きたいのか、はっきりと決めている人はよいのですが、まだ自分の能力や可能性を見極められない中、大学入学前に「就きたい仕事」を決めて学部などを選ぶことは簡単ではありません。総合管理学部では、総合管理力をベースに360度さまざまな分野の知識や実践力を身につけることができます。大学でいろんなことを学び、様々な経験をして、どんな仕事や業界・領域を選んだとしても、これらの力は必ず役に立ちます。OB・OGの就職先実績からもいろんな業界へ就職できることがわかっていただけると思います。
1年次のプレゼミナール、基礎総合管理学演習から専門演習、卒業論文と10名程度の学生によるゼミ形式の授業が一貫して4年まで続きます。最初は学生生活の過ごし方やレポートの書き方、プレゼンのやり方など基本的な生活や勉強の仕方に始まり、徐々にPDCAサイクルやロジカルシンキングなどメソッドを学び、6ページで紹介していますPBLなどアクティブラーニングを主体とした実践力を養う演習となっていきます。
国家公務員、地方公務員はもとより、民間では銀行、生保、損保、病院、旅行会社、航空会社、テレビ局、不動産、学校、メーカ、サービス、流通と本学の卒業生の就職先はまさに360度、多岐にわたってます。キャリアセンターでは、公務員試験対策講座をはじめ様々なキャリアアップ対策を始め、情報提供や就職アドバイザーによるきめ細やかな相談・指導・支援を行っています。
卒業生の半数以上は地元熊本で就職します。また九州全体を合わせると約7割になります。地元での就職に強い大学と言えるでしょう。在学中もフィールドワークなどで地元企業や地元自治体と共同でプロジェクトを行うことも多く、人脈形成や実際の仕事の内容を知る上でも地元の就職には適した大学です。
総合管理学部では、ニュースや読書等を通しての広い意味での社会科の知識と、現代社会の動きを正しく読み解くことのできる思考力、そして論理的に表現する力(国語、英語など)を高校時代に身に付けている人。また、(1)行政の役割や機能などを学ぶだけでなく、企業経営の視点を備え、政府・自治体で活躍することを目指す人。(2)企業組織の運営や管理、意思決定のあり方などを学ぶだけでなく、公共性やリーガル・マインドを備えた企業人として活躍することを目指す人。(3)情報通信技術(ICT)および情報管理のあり方などを学び、公共機関や民間企業の情報部門などで活躍することを目指す人。(4)地域活性化の方策や福祉サービスなどを学ぶだけでなく、地域社会や福祉の分野で実践的に活躍することを目指す人。このような将来の進路を考えている人を求めています。
熊本県立大学総合管理学部の入試は、「一般入試」に加え、志望動機や自己PR、卒業後の夢などで自分を推薦する「自己推薦型入試」、熊本県内の学校長による推薦の「特別選抜推薦入試」、社会人・帰国子女・私費外国人留学生向けの「特別選抜」の大きく4つがあります。詳しくは熊本県立大学学部入学試験情報のWEBページをご覧ください。
本学は総合管理(アドミニストレーション)を学べることから、多くの公務員志向の学生が受験します。公務員を志す上で「総合管理」を学ぶことはまさに王道であり、結果、多数の国家公務員、地方公務員をはじめとする行政関係で働くOB・OGを輩出しています。多くの学生が入学以降、努力を積み重ね、公務員となっていきます。また、公務員試験対策講座などその努力をサポートする制度も充実しています。
熊本はアジアからのインバウンド観光客の玄関口。グローバル人材育成には特に力を入れています。英語科目や外国語科目の開講はもとより、英語学習ソフト導入による自主学習体制や習熟度別英語教育の実施等を含めた外国語教育を展開しており、「国際システム論」「アジア地域論」などのグローバル科目でより深い国際的な知識と実践力を習得することができます。また協定校への交換留学・短期語学研修など、国際力・語学力強化のためのプログラムとともに、留学に関する奨学金・助成金や海外留学対策講座も用意しています。
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